主なプレゼンテーションの要点
IMDA
最初の講演では、IMDAのGilfred Chew氏が世界的に広がる電子インボイス（e-Invoicing）の採用について紹介しました。電子インボイスは、既存企業・新規企業を問わず標準的な業務プロセスとなりつつあり、業務効率の向上、請求処理の迅速化、国際パートナーとの接続の円滑化といったメリットがあると述べました。
2025年5月より導入される「GST InvoiceNow」では、認定プロバイダーを通じてシンガポール内国歳入庁（IRAS）へ電子請求書データを送信できるようになります。これにより、GST還付の迅速化、自動通知、監査の削減、リスク評価の改善といった恩恵を受けることができます。
Staple AI
Staple AIからは、Mathura Bashinii氏とKinson Lam氏がゲストスピーカーとして登壇し、Staple AIのドキュメント処理およびInvoiceNowソリューションについて説明しました。
Staple AIは、人工知能（AI）および機械学習アルゴリズムを活用し、ドキュメントデータを高精度で読み取り、抽出、分類します。これにより業務を効率化し、手作業の削減が可能になります。PDF、Excel、画像、手書きメモなど、さまざまな形式のドキュメントに対応しており、データ処理の正確性と効率を向上させます。
また、Staple AIのInvoiceNowソリューションは、Peppolネットワークを通じて、eインボイスを直接取引先のERPシステムへ送信、検証、登録、保管することができます 。これにより、コンプライアンスの複雑さ、データの不整合、拡張性の課題、システム連携といった一般的な問題に対応できます。
InvoiceNowソリューションの詳細はこちらのブログをご覧ください（英語）： https://www.beonesolutions.com/blog/grow-your-business-with-invoicenow-and-sap-business-one/
SAP
続いて、SAP Business One APAC責任者であるJustin Ho氏が、SAP Business Oneの普及状況と、今後の展望について紹介しました。SAP Business One Webクライアント、SAP Business One Cloud、モバイルアプリの継続的な強化など、革新的な開発が進行中です。
また、SAPは継続的なイノベーションの一環として、SAP Business Oneのブランドを刷新し、新しいロゴを発表しました。現在、SAP Business Oneは全世界で82,000社以上、120万人以上のユーザーに利用されており、業務の最適化を目指す企業にとって信頼されるソリューションとなっています。
詳細はこちらのブログをご覧ください（英語）：https://www.beonesolutions.com/blog/5-reasons-to-choose-sap-business-one-now-with-a-fresh-new-logo-to-empower-your-business-globally/
be one solutions
イベントの締めくくりとして、SAP Business Oneのライブデモンストレーションを行いました。当社の地域営業マネージャーのJamie Honが、SAP Business One Web クライアントと Microsoft Power BI の機能を紹介しました。
SAPがSAP Business Oneの進化に注力し続ける中、同製品は、多国籍企業や中小企業にとって、主要業務の統合や子会社と本社間のデータ統一を実現するための、効果的かつ手頃なERPソリューションとして高く評価されています。
本イベントにご参加いただいたすべてのお客様およびパートナーの皆様に感謝申し上げます。皆様のご意見を直接伺い、リアルタイムでアイデアを交換できたことを大変嬉しく思います。
詳細はぜひ当社の専門チームにお問い合わせください。
